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2013年8月28日水曜日

物価上昇

為替差益もあれば、為替差損もある。

金融緩和で、当初から予想された。貿易赤字の下、物価は自動的に上がる。


農林水産省は、海外から輸入した小麦を製粉会社などに売り渡す価格について、円安の影響で輸入小麦の買い付け価格が上昇していることなどから、ことし10月から平均で4.1%引き上げる方針を固めました。

国内で消費される小麦のおよそ90%を占めている輸入小麦は、安定的に確保するため政府が一元的に輸入し、買い付け価格を基に毎年4月と10月に製粉会社などへの売り渡し価格を改定しています。
このうち、ことし10月からの売り渡し価格について、農林水産省はアメリカ産やオーストラリア産など5つの銘柄の平均で4.1%引き上げ、1トン当たり5万7260円とする方針を固めました。
これは円安の影響で、円に換算した輸入小麦の価格が上昇していることに加えて、主要産地の1つのオーストラリアの生産量が減っていることが主な要因です。
輸入小麦の政府売り渡し価格は去年10月の改定からこれで3期連続で引き上げられることになり、この間の引き上げ幅は合わせて17%余りになります。
農林水産省は、今後、パンや麺類などの食品価格に与える影響を注視することにしています。

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