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2014年1月27日月曜日

景気は回復していない。

為替差益があったが、数量が減少している。景気は回復していない。



 財務省が27日発表した2013年の貿易統計によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は11兆4745億円の赤字だった。

 赤字額は、これまでで最大だった12年の6兆9411億円を大きく上回った。円安が進んで輸出額は3年ぶりに増えたが、火力発電用の液化天然ガス(LNG)などの輸入額の増加が上回った。

 貿易収支は比較できる1979年以降で初めて、3年連続の赤字になった。13年の赤字額は前年より65・3%増えた。

 貿易赤字は対中国(5兆215億円)、対欧州連合(EU、6487億円)がそれぞれ最大となった。対米国は6兆1198億円の黒字を確保した。

 輸出額は前年比9・5%増の69兆7877億円だった。自動車が12・9%、ペットボトルの原料となるパラキシレンなどの有機化合物が38・8%、それぞれ増加した。ただ、輸出は数量ベースで3年連続で減っており、輸出額の増加は、平均為替レートが1ドル=96・91円と、前年より21・8%の円安になったことが大きい。

(2014年1月27日11時16分 読売新聞)

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