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2013年6月12日水曜日

社会を良くするための活動。

社会を良くするための活動。

日本人はこういう活動ができない。

社会を良くするためには、国境はない。


バングラディシュのビル崩壊事故「再現」アートで抗議【動画】

バングラデシュで1千人以上が死亡したビル倒壊事故。ビルには、世界各国のアパレルブランド製品を作る縫製工場などが入居していた。この事故で、衣料品を製造するアジアの工場での劣悪な労働環境や安全基準の問題が改めて浮き彫りになった。こうした現状に、スペイン・マドリードの高級街地区のアパレルショップの前で崩壊事故を「再現」する抗議アートの動画をスペイン人女性アーティストがYou Tubeに投稿、話題になっている。

この動画は「Fashion Victims」というタイトルで、スペイン人アーティストYolanda Dominguezさんが作成した。
動画では、スペイン・マドリードの高級街地区グラン・ヴィア通りに並ぶマンゴなどアパレルショップの前で、倒れ込こむ女性たちが映し出される。女性たちは、おしゃれな洋服に身を包んでいるが、コンクリート壁や段ボール、パイプなど、がれき(実際には人工的に作られたもの)の山に埋もれ倒れ込んだまま。崩落事故の現場を切り取ったような突然の光景に、通行人たちは、その様子をぽかんと見つめたり、写真を撮ったり。多くの通行人が通り過ぎる中、女性の上にあるがれきを振り落とし、脈を確認する女性もいた。

米国版ハフィントンポストによると、Yolandaさんはこの抗議動画を通じて、ファッション業界の本当の犠牲者とは誰なのか問題提起し、安全基準が守られていない工場の労働者やこうした工場による公害に苦しむ人たち、児童労働を強いられる子どもたちの問題を浮き彫りにしたかったという。

「世界のアパレル工場」と呼ばれるバングラデシュ。
今年4月24日に、首都ダッカ郊外で崩壊した8階建てビル「ラナ・プラザ」には、五つの縫製工場が入り、従業員は3千人以上いたという。朝日新聞デジタル(「バングラの倒壊、死者300人超 『世界のアパレル工場』安全置き去り」 2013/4/28)によると、23日にビルの壁にひびが見つかったため、入居者に退去を要請したが、各工場は操業を続けたという。地元警察は、過失致死などの疑いで工場経営者らを逮捕した。
ウォール・ストリート・ジャーナルは、バングラ政府はこの事故を受けて、安全基準を改善するための措置を発表。さらに、現在月間38ドル(3900円)と中国の4分の1にすぎない衣料品製造業界の最低賃金の引き上げを約束したと報じている。

ロイター通信によると、ビルに入居していた工場は「世界の大手小売企業のサプライヤー」。だが、欧米諸国での販売価格のわずか10分の1で注文を受けていた。ロイター通信は次のように報じている。

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