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2014年3月8日土曜日

製造を外注に出す手もある。

販売を外注に出す手もある。

アウトソーシングと呼びます。

出版社は製造を外注に出して、販売をやっている。

出版社は本の販売会社です。

どういう本を出版するか? ここがキーポイントです。編集者の仕事?



どういう本が売れているか?

日本の知性が分かる。



イルカは本当に賢いのか?

人は本当に賢いのか?



 進化の論理は人類のモラル・スタンダードにとって、必ずしも「喜ぶべきこと」ではない。遺伝子と、遺伝子がさらされる環境の下で、生き物は複雑に絡み合っている。生き物は必ずしも合理的には行動しないし、整然とも行動しない。人類のすばらしい点は、歴史や遺伝子に束縛されないことだ。戦争、窃盗、幼児殺害などの醜い利己的な行動も取るが、同時に友情や、寛大さや、愛や、知能などに基づく偉大な利他的な行動も取る。つまり、繁殖と矛盾した行動を取る。自然淘汰は根源的で無慈悲であるが、同時に卓越してエレガントでもある。
 私は、イルカとイルカの知能に関して斬新な疑問がわき、新たな進化の要因を発見した。人以外の動物では、イルカがもっとも大きな脳を持つ(体の大きさに対する脳の大きさの比)。脳が大きければ、きわだった特徴が現われる。脳は高度な組織からなるので、カロリーをたくさん消費する。しかし、高度な脳の利点は大きい。脳は単に

「燃費の悪い大型車」

ではない。

脳の利点が何であるか、どのような環境下であれば、利点がコストを超えるかが重要な点だ。イルカの脳と人の脳との差は、生理学的に重要だ。大脳皮質によって抽象的な思考や推論ができる。大脳皮質は

「脳の高位の処理」

と関連があり、意識の礎とも考えられる。

大脳皮質は人の脳の中で、もっとも新しい組織であり、革新的に進化した。約百万年前、人の祖先の頭蓋骨は急に大きくなったが、頭蓋骨と大脳皮質が同時に大きくなったのは明らかだ。人類が知的に行動して、精巧な道具、芸術、文明、文化などを生むにしたがって、大脳皮質も大きくなった。
 イルカの大脳皮質は大きいが、人のものと比べれば薄い。大脳皮質を形作るニューロンは、イルカと人とでは様態が異なるので、イルカがどのように考えて感じるかを、ニューロンから断定するのは難しい。

人と同じように推論する力を持っているか?
死に関して知覚できるか?
正邪と公正と罪に関して考えられるか?
海のことを人に教えてくれるか?
イルカ同士でどのように感じあっているか?
人に関して何か考えているか?

イルカの脳は大きいが、人の脳とはかなり異なるので、イルカの行動は簡単には理解できない。よく耳にするイルカの話は、「イルカはどれくらい賢いのか」だ。でも、この質問は、人の脳で起きていることを解明するのと同じく難しい。人は自身のことを賢いと考えているので、「イルカも人と変らないくらい賢いのか」という疑問を持つ。その議論を何故やめないのか、何故イルカと人を比較するのか。人は、自分は愚かだと言うし、人の賢さの基準も明確ではない。
 生物学者や心理学者は、知能とは何かを考えて苦しむ。生き物を観察して、実験して比較すると、必ず、

「どれほど賢いのか」

と尋ねられて、

「どのくらい賢いのだろうか」

という疑問につねに悩まされる。

 動物の知能の研究者は、動物の種類によって学習できることが異なることに、着目しなければならない。どんな動物であっても、学習できることと、学習できないことがある。何を学習できるかが、賢さの本質かもしれないが、それは外部環境によって決まるのかもしれない。動物によっては、複雑な技能も獲得するが、それも条件が整った場合に限られる。

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