新しい資源として注目されている原油「シェールオイル」を国内で初めて掘ることに成功した石油資源開発は10日、秋田県由利本荘市の「鮎川油ガス田」の試験採掘で計31キロリットルのオイルが採れたと発表した。今後、商業生産できるか検討する。
石油資源開発は、この油ガス田から80万キロリットル程度のオイルが採れる可能性があるとみていて、1日から8日朝まで試験的に採掘していた。来年1月までに今回採れたオイルの成分や埋蔵量などを分析し、県内にある別の2カ所の油ガス田でも試験採掘して、最終的に商業ベースにのるかどうかを見極める。
シェールオイルは地中深くの岩盤に含まれている原油のこと。技術的に掘ることが難しかったが、近年の技術の進化で北米を中心に商業生産が進んでいる。
http://www.asahi.com/business/update/1011/TKY201210100813.html
0 件のコメント:
コメントを投稿