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2012年10月11日木曜日

敗北を認める


負けは負けと認める。そして、負けた原因を分析して、次に生かす。

アメリカの大統領選で、オバマ大統領は、先週行われた野党・共和党のロムニー候補とのテレビ討論会での負けを認めたうえで、来週行われる2回目の討論会で巻き返しを図る決意を示しました。

今月3日に行われた候補者どうしの初めてのテレビ討論会で、オバマ大統領は、共和党のロムニー候補から経済政策を厳しく批判され、その後に行われた各種の世論調査でロムニー候補に激しい追い上げを許す結果となりました。
オバマ大統領は10日、アメリカABCテレビとのインタビューで、先のテレビ討論会について「ロムニー氏にとってはいい夜で、私にとっては悪い夜だった」と述べ、みずからの負けを認めました。
一方で、オバマ大統領は「ロムニー氏はみずからの本当の考えを隠そうと苦労している」と主張し、財政再建の具体策や移民政策といった重要な争点で立場を明らかにしていないと批判しました。
そのうえで「私はさまざまなスポーツを経験してきたが、ひどい試合をしてもくよくよせず、次に向かって進むことが大事だ」と述べ、来週16日に行われる2回目の討論会で巻き返しを図る決意を示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121011/t10015662401000.html

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