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2014年2月2日日曜日

妄想

何を妄想するか?

亡くなった女を妄想する?

そういうことを期待していたのかな?


それとも、夫を亡くした女、未亡人は妄想するのかな?

笑い


世の中には、70歳ころまで子作りする精力絶倫男もいるが・・・

ディック・ミネ

ディック・ミネ(1908年10月5日 - 1991年6月10日)は徳島県徳島市出身の日本のジャズ・ブルースの歌手、俳優である。訳詞家・編曲家としては本名の三根 徳一(みね とくいち)を名乗り、第二次世界大戦中の敵性語規制の時代には三根 耕一(-こういち)と名乗った。創成期のテイチクレコードの立役者で、トーキー以降の日活と同社が提携したミュージカル映画をはじめとして映画に多く出演し、その後純然たる俳優としても活躍した。

生涯で4人の妻を持ち、“伝説のギタリスト”と謳われる三男の三根信宏を始めとする10人の子を儲け、天下のプレイボーイとして知られたミネであったが、1985年(昭和60年)頃から次第に体調を崩すようになった。生涯最後のステージは1990年(平成2年)夏に行われた日本歌手協会主催の恒例イベント「日本歌謡祭」。既にこの時には自力で歩行できないほど衰弱し、声も思うように出ない状態となっていたが、無理を押して出演し、代表曲「ダイナ」を渾身の力を振り絞るように熱唱した。

1991年(平成3年)6月10日、急性心不全のため死去。82歳没 。墓所は多磨霊園にある。


瘋癲老人のようなエロじいさんもいるが・・・

封建的な家庭に育った貞操観念の強い妻と、初老を迎えた大学教授の夫。肉体的な下降期にある夫は、妻の旺盛な性欲を満たすことができない。美しい妻の肉体に日々妄想を募らせ、ついには若い男を妻に近づけることで、自らの衰える性欲を掻き立てようとする…。
「鍵」は、この夫婦が性を赤裸々につづった日記である。相手に盗み読みされているかも知れない、という緊張感が、複雑な心理の葛藤を生み、物語をよりスリリングなものにしている。

性欲の虜のような2人も、世間体は案外平凡な夫婦なのかもしれない。そこにこの小説の恐ろしさがある。日常的な夫婦生活とは、実はもろくも微妙な関係の上に成立しているのである。ひとたび「鍵」を開けてみれば、そこには暗く奥深い混沌とした闇の世界が待ち受けている。『細雪』で美しい物語絵巻を完成させた谷崎は、さらに日記形式という武器を手に入れ、日本的情緒の深部へと読者を誘い込もうとしているのである。

『瘋癲老人日記』もやはり性欲を題材にしたものだが、「鍵」が陰とすればこちらは陽の世界。嫁に翻弄される老人のあっけらかんとした日記である。谷崎自身を思わせる老人の瘋癲ぶりは笑いを誘う。肉体的な力を失った人間の欲望が、どこまでエスカレートするか、谷崎は存分に想像力を膨らませて書いている。その結末を「鍵」と比べて読むのもおもしろいだろう。(三木秀則)

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