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2011年3月15日火曜日

チェルノブイリの汚染は?@ヒロシマの600倍


以下参照。地図も、下にある。
www.nuketext.org/threemile.html -

チェルノブイリ事故による放射能汚染
この事故による放射能汚染被害は、広島原爆の約600倍ともいわれています。放射能は北半球全体にばらまかれ、ベラルーシ、ウクライナ、ロシアの三国だけでも900万人以上が被災し、40万人が移住させられました。短期間に大量被ばくした、80万人にも上る若い事故処理作業従業者の多くは放射線障害のために苦しんでおり、この人たちの中からいずれは何万人という死者が出ると予想されています。
被災三国では、日本の面積の4割に相当する14万5000平方メートルが、セシウム137で1平方キロメートル当たり1キューリー以上汚染されました(図1)。そこに住む人口は約590万人と われており、これから恐らく10万人にのぼる癌が出ると考えられます。もし、東海原発でこの規模の事故がおきたら、東京は全滅ゾーンに入ってしまうのです。

(クリックすると大きな図がみられます。) 
図1チェルノブイリ原発事故による放射能汚染地域
(放射能汚染地域が斑点状に散在しているのはその時の風向、天候によるものです。
放射能雲が通過している時に雨や雪が降ると、その地点は極地的に汚染が高くなります。)
(「原子力市民年鑑 2002年」より)
(さらに詳しくは京都大学原子炉研のページを参照してください)
 http://www-j.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/Henc.html

○放射能による食品汚染
地表や水が放射能で汚染されると植物・農作物が汚染されます。汚染された土地に棲み、よごれた水を飲み、汚染された植物を食べる動物はさらに体内に放射能を蓄積することになります。汚染地では、自家栽培の作物や家畜に頼らざるをえない人も多く、人々の体内放射能量は増加傾向が見られ、人々はいつも健康に対する不安を抱きながらの生活を強いられています。放射能による食品汚染は汚染された地域だけに限られた問題ではありません。チェルノブイリから1500キロ以上も離れたスカンジナビア半島にすむトナカイをはじめとして、イタリア、ギリシャ、フランス、を含むヨーロッパ諸国の野菜、家畜、ハーブ 、キノコ類 など多種類の食品が汚染され、それが海外に輸出されます。日本では食品汚染の上限を370べクレル/kg と決められていますので、これをこえて汚染された輸入品は送り返されました。半減期の長い放射能(例えばセシウム137の半減期は30年)により高度に汚染された地域では、未だに農作物を食べることは危険です。

○放射性ヨウ素による甲状腺癌の発生
事故直後、放出された大量の放射性ヨウ素は、甲状腺を集中的に被ばくさせました。ベラルーシの小児甲状腺癌の発生は、事故前は年間約1人だったのが、事故8年目には82人にも達しています
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