軍拡、対決路線へ・・・
陸上自衛隊は、アメリカ西海岸で海兵隊と大規模な上陸訓練を行うことにしていて、7日、700人を超える日米の部隊が、沖合に停泊するアメリカ海軍の艦艇に乗り込むため出発しました。
アメリカ・カリフォルニア州で行われるこの訓練には、陸上自衛隊のおよそ280人とアメリカ海兵隊のおよそ500人が参加していて、今月中旬にかけて、日米の部隊がボートなどを使って、海岸や沖合の島に上陸します。
7日朝、海兵隊基地・キャンプペンドルトンの中にある砂浜には、訓練に参加するため、小銃や潜水器具を準備した日米の隊員が集まりました。
そして、砂浜に乗り上げるように到着した上陸用の小型艇に、およそ50人の陸上自衛隊員とおよそ200人の海兵隊員が交互に乗り込み、数キロ沖合に停泊する上陸作戦用の大型艦艇に向けて出発しました。
アメリカ海兵隊のザクリー・ダンカン中尉は、「訓練を通じて、自衛隊と海兵隊の連携や上陸作戦の能力を向上させたい」と話していました。
この訓練は規模を拡大させながら毎年行われていて、南西諸島の防衛態勢強化のために海兵隊のノウハウを吸収したい自衛隊と、国防費の削減を求められるなかで日本の協力を取り付けたいアメリカ軍の、双方の思惑があるとみられます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130208/t10015391131000.html
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