朝日新聞デジタルの契約は増えているのだろうか?
カギはセールスプロモーションです。
2013年05月14日
■[メモ]朝日新聞デジタル、新規2年契約でiPad2が無料となるキャンペーンを復活Add Star
朝日新聞社は8日、iPadと朝日新聞デジタルの購読をセットにした「端末セットコース」を受付開始した。朝日新聞デジタルの新規購読者が対象で、25カ月間(初月は無料)の購読が条件。月額3800円で通常のデジタルコースと同額となっている。
朝日新聞デジタルの購読とセットでもらえる端末はiPad 2 Wi-Fiモデル。容量は16GBで、本体カラーはブラック。なお、ユーザーの都合で中途解約を行う場合は、違約金が発生する。端末を返却する必要はない。違約金は最大で3万6000円で、契約期間により異なる。
⇒朝日新聞デジタル、新規購読でiPad 2をプレゼントするキャンペーン -INTERNET Watch
昨年4月にも実施された朝日新聞デジタルの「端末セットコース」が5月8日より再開された。25カ月間(初月無料)の購読を条件に、iPad2のWi-Fiモデル16GBを契約者に無料で提供する。昨年は300台限定という制限があったが、今回は特に台数を明示してはいない。スマートフォンを2年間使用するのを前提に端末代金の分割金額を月々の料金から割り引くのに似たモデルである。
[端末セットコースの紹介]⇒>朝日新聞デジタル 総合ガイド | 新しい新聞のかたちを朝日新聞App for iPad と共に
iPadはすでに第4世代まで出ているのに、いまさら2世代も型落ちのiPad2ではちょっとアピールに欠ける。せめて同じ価格のiPad miniの方が良かったのではと思わなくもないが、在庫処分で安く調達できたとか、あまり話題になりすぎても困るとか、それなりの事情があるのだろう。
ちなみにざっくり計算すると、24カ月分の朝日新聞デジタルの購読料金(デジタル版単独コース)は3,800円*24カ月=91,200円。iPad2(Wi-Fiモデル、16GB)は定価で34,800円なので、iPad2の価格の占める割合は38%となる。乱暴な計算だが、紙の新聞を販売店に卸す値段と比較したらいい線をいっているように感じる。
このキャンペーンは朝日新聞デジタル内ではほとんどPRされておらず、ひっそりと隠れてやっているようにすら思える。販売店を通さない本社と読者の直接契約だからこそ実現できるモデルなのだろう。電子版なら引越しによる止めも関係ないし、コスト的に理論上2年ごとに新しい端末を交換して提供するなんてことだって可能。ユーザーにとっても新聞社の専用端末を配られるより、汎用的に使えるiPadやAndroidタブレットのほうが嬉しいに違いない。
日経あたりがGoogleやSamsungと組んで、若者向けに「電子版単独コースなら常に最新のAndroidタブレットを無料で提供します」みたいなキャンペーンを始めたらかなりのインパクトがありそうだ。
http://d.hatena.ne.jp/edgefirst/20130514/1368488588
カギはセールスプロモーションです。
2013年05月14日
■[メモ]朝日新聞デジタル、新規2年契約でiPad2が無料となるキャンペーンを復活Add Star
朝日新聞社は8日、iPadと朝日新聞デジタルの購読をセットにした「端末セットコース」を受付開始した。朝日新聞デジタルの新規購読者が対象で、25カ月間(初月は無料)の購読が条件。月額3800円で通常のデジタルコースと同額となっている。
朝日新聞デジタルの購読とセットでもらえる端末はiPad 2 Wi-Fiモデル。容量は16GBで、本体カラーはブラック。なお、ユーザーの都合で中途解約を行う場合は、違約金が発生する。端末を返却する必要はない。違約金は最大で3万6000円で、契約期間により異なる。
⇒朝日新聞デジタル、新規購読でiPad 2をプレゼントするキャンペーン -INTERNET Watch
昨年4月にも実施された朝日新聞デジタルの「端末セットコース」が5月8日より再開された。25カ月間(初月無料)の購読を条件に、iPad2のWi-Fiモデル16GBを契約者に無料で提供する。昨年は300台限定という制限があったが、今回は特に台数を明示してはいない。スマートフォンを2年間使用するのを前提に端末代金の分割金額を月々の料金から割り引くのに似たモデルである。
[端末セットコースの紹介]⇒>朝日新聞デジタル 総合ガイド | 新しい新聞のかたちを朝日新聞App for iPad と共に
iPadはすでに第4世代まで出ているのに、いまさら2世代も型落ちのiPad2ではちょっとアピールに欠ける。せめて同じ価格のiPad miniの方が良かったのではと思わなくもないが、在庫処分で安く調達できたとか、あまり話題になりすぎても困るとか、それなりの事情があるのだろう。
ちなみにざっくり計算すると、24カ月分の朝日新聞デジタルの購読料金(デジタル版単独コース)は3,800円*24カ月=91,200円。iPad2(Wi-Fiモデル、16GB)は定価で34,800円なので、iPad2の価格の占める割合は38%となる。乱暴な計算だが、紙の新聞を販売店に卸す値段と比較したらいい線をいっているように感じる。
このキャンペーンは朝日新聞デジタル内ではほとんどPRされておらず、ひっそりと隠れてやっているようにすら思える。販売店を通さない本社と読者の直接契約だからこそ実現できるモデルなのだろう。電子版なら引越しによる止めも関係ないし、コスト的に理論上2年ごとに新しい端末を交換して提供するなんてことだって可能。ユーザーにとっても新聞社の専用端末を配られるより、汎用的に使えるiPadやAndroidタブレットのほうが嬉しいに違いない。
日経あたりがGoogleやSamsungと組んで、若者向けに「電子版単独コースなら常に最新のAndroidタブレットを無料で提供します」みたいなキャンペーンを始めたらかなりのインパクトがありそうだ。
http://d.hatena.ne.jp/edgefirst/20130514/1368488588
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