AKB48を聴くなら、世界の名曲を聴け。
音楽には国境がなし。挙げたら、キリがない。
独断と偏見で、日本の名曲をひとつ選んだ。
七里ケ浜の哀歌
(真白き富士の嶺)
作詞 三角錫子 作曲 ガードン
明治43年
1 真白き富士の根 緑の江の島
仰ぎ見るも 今は涙
帰らぬ十二の 雄々しきみ魂に
捧げまつる 胸と心
2 ボートは沈みぬ 千尋(ちひろ)の海原
風も浪も 小さき腕(かいな)に
力もつきはて 呼ぶ名は父母
恨みは深し 七里が浜辺
3 み雪はむせびぬ 風さえ騒ぎて
月も星も 影をひそめ
みたまよ何処に(いずこ) 迷いておわすか
帰れ早く 母の胸に
4 みそらにかがやく 朝日のみ光
やみにしずむ 親の心
黄金も宝も 何しに集めん
神よ早く 我も召せよ
5 雲間に昇りし 昨日の月影
今は見えぬ 人の姿
悲しさ余りて 寝られぬ枕に
響く波の おとも高し
6 帰らぬ浪路(なみじ)に 友呼ぶ千鳥に
我も恋し 失せし人よ
尽きせぬ恨みに 泣く音(ね)は共々
今日もあすも かくて永遠(とわ)に
かくて永遠(とわ)に
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