プライベートブランド

自ら企画して売り出す「プライベートブランド（ＰＢ）」の開発

初音ミクだって、PBだろ？

インディーズ系（プライベートブランド）

メジャー系（ナショナルブランド）

「初音ミク」は、札幌市のＩＴ企業「クリプトン・フューチャー・メディア」が、歌声を合成するパソコンソフトとして２００７年に発売。アマチュア作曲家らが、ミクに歌わせる自作曲を動画サイトに投稿し、曲に感動した別のユーザーが曲に合わせた動画をつけて再投稿するという創作の連鎖が起こり、仮想アイドルとしても爆発的に広がった。無名のユーザーたちが作り上げた文化とも言える。


　【生田大介】大手スーパーが、自ら企画して売り出す「プライベートブランド（ＰＢ）」の開発を加速させている。安さを求める消費者が多いため、原料高で値上げが相次ぐメーカー品「ナショナルブランド（ＮＢ）」を尻目に、割安なＰＢをアピールしている。

　食品スーパー大手のライフコーポレーション（東京都）とヤオコー（埼玉県）は２日、共同で開発したＰＢ「スターセレクト」を売り出すと発表した。

　両社はそれぞれＰＢを持つが、ライフの岩崎高治社長は「２社集まることで原価（コスト）の改善が見込める」と強調する。今後、食品や日用品などを毎年２０品目ほど売り出すという。