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2012年10月11日木曜日

実利を取った


領土問題は、タテマエ

経済問題は、実利


島根県の竹島を巡る問題で日韓関係が悪化するなか、城島財務大臣は11日、韓国のパク・チェワン企画財政相と東京都内で会談し、日韓両国が経済面で緊密な連携を取ることが重要だという認識で一致するとともに、財務当局間の定期協議を再開することになりました。

今回の会談は、東京で開かれているIMF=国際通貨基金と世界銀行の年次総会に合わせて行われたもので、イ・ミョンバク大統領の竹島上陸のあとの、日韓の閣僚級の会談は、先月27日の外相会談以来です。
11日の会談で、日韓両国の関係について、城島大臣が「経済、金融面で緊密に連携することが重要だ」と述べたのに対し、パク企画財政相は「難しいときこそ、両国の経済関係を深めなければならない」と述べ、経済面で緊密な連携を取ることが重要だという認識で一致しました。
そのうえで、両国の関係悪化を受けて、開催が延期されている財務当局間の定期協議、「日韓財務対話」を適切な時期に再開することで合意しました。
日本と韓国は、ドルやウォンなどの通貨を融通し合う仕組みの拡大措置を、今月末で打ち切ることを決めたばかりですが、11日の会談では、関係悪化による経済的な影響に配慮し、両国の連携維持を内外に示す形となりました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121011/t10015674891000.html

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