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2013年5月23日木曜日

スマートアグリ


スマートアグリとは?

オランダが先進のようです。

機械文明と農耕文明が文明の双璧です。

スマートアグリはスマートシステムのひとつです。

スマートマシンで、人工の生態系を制御する。

「野菜、取って。」

千葉県柏市に暮らすある夫婦のささやかな楽しみ。
小さな箱の中の、みずみずしい野菜です。
最新のIT技術で常に栽培に最適な環境を実現する、「スマートアグリ」です。
このスマートアグリを桁違いのスケールで行っているのが、世界第2位の農業輸出国オランダ。
巨大な農業用ハウスでは、二酸化炭素の濃度や地中の温度など500項目以上が自動で管理されています。

農業経営者
「まさしく農業の革命です。
IT技術で栽培の環境を制御するのです。」

TPP交渉への参加に向けて、政府の産業競争力会議もオランダに注目。
スマートアグリに乗り出すIT企業が現れるなど、日本でも動きが加速しています。

IT企業代表
「新しい農業をつくっていかなければいけない。」

農業の革命、スマートアグリ。
その最前線に迫ります。


オランダ・北ホラント州。
昔ながらの田園風景が広がります。
しかし近年、巨大な農業用ハウスがあちらこちらに姿を現すようになりました。
その1つ、アグリポートA7。
縦7キロメートル、横2キロメートルの広大な敷地に、巨大なハウスが広がっています。
トマトやパプリカを栽培する企業10社が集まった巨大農業地帯。
オランダには、ほかにもこうした場所が5か所あります。


アグリポートA7 施設管理担当
「もぎたてのパプリカです。
おいしい。」

スマートアグリとは一体どんな農業なのか。
アグリポートA7の農業経営者の1人、フランク・ファン・クレーフェさんです。
朝7時。
フランクさんが向かったのは畑ではありません。
仕事の大半は、オフィスのパソコンの前で行います。


農業経営者 フランク・ファン・クレーフェさん
「今の気温は11.7度、湿度は66パーセントです。」

ハウスの温度や湿度など、500項目以上のデータを管理。
ここで栽培に必要な全ての情報を把握することができます


5/20放送のクロ現「農業革命“スマートアグリ”」。
番組の内容を読むことができる「放送まるごとチェック」をアップしています。番組の一部を動画でご覧いただくこともできます。

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3349_all.html

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