AH Japan検索

カスタム検索

2014年3月1日土曜日

玉座(ぎょくざ)とは、君主が公式に座る座具のこと。日本においては、天皇の玉座である高御座(京都御所紫宸殿)などが有名である。

古代から玉座は君主と神々のシンボルとされていた。いくつかの文化では、王位継承者が即位した時の戴冠式において、または君主が他の者に対して地位を誇示するために使用されていた。このため、玉座は君主の権力に関連付けられてきた。

ホメロスによると、古代ギリシャ人 は祈祷をする際、神々が座る事が出来るように宮殿や寺院に空席の玉座を設けていたという。有名な物に、マグネシアのバテュクレス によって作られ、スパルタのアミクレスに設置されたアポロの玉座がある。

ローマ人は2種類の玉座を用いていた。ひとつは皇帝のためのもので、もうひとつは崇拝の中心となる女神ローマの彫像が着座するためのものであった。
ヒッタイト人は、玉座そのものを神として崇めた。



玉璽(ぎょくじ)とは、広義では皇帝の用いる璽(印章)のことを指すが、狭義では中国の伝国璽を指すことが多い。

なお、日本の天皇が用いる璽については御璽を参照のこと。

璽は元々印章一般を指す言葉であったが、秦の始皇帝が皇帝の印のみに用いるように定めた。

印章の形式については細かい規定があり、印の名前が上から璽、章、印。材質は上から玉、金、銀、銅。印に結びつける紐の結び方や紐の色も定められており、印によってすぐに地位が分かるようになっていた。

玉で作られた璽であるので玉璽と呼ばれる。

御璽(ぎょじ)とは、天皇の璽(印章)のこと。天皇の国事行為に伴い発せられる文書に押印される。近代以前には、内印(ないいん)と称された。

現在の御璽は金印[1]で、大きさは3寸(約9.09cm)四方の角印、重量は約3.55kgある[2]。印文は「天皇御璽」(2行縦書で右側が「天皇」、左側が「御璽」)と篆刻されている。国璽とほぼ同じ大きさ・形状である。

国璽(こくじ)とは、国家の表徴として押す璽(印章または印影)である。外交文書など、国家の重要文書に押される。

日本の国璽は金印[1]で、印文は篆書体で「大日本國璽」(2行縦書で右側が「大日本」、左側が「國璽」)と篆刻されている。3寸(約9.09cm)四方[2]の角印、重さは約3.50kgあり[3]、御璽とほぼ同じ大きさ・形状である。

0 件のコメント:

コメントを投稿