78センチの地盤沈下で、冠水
温暖化の影響で、海水面が1メーター上昇したら、0メーター地帯は同様なことが起きる
温暖化の影響で、海水面が1メーター上昇したら、0メーター地帯は同様なことが起きる
地盤沈下 冠水で生活にも影響
4月21日 20時4分先月の震災で大きく地盤沈下した東北地方の太平洋沿岸では、大潮のこの時期、連日、満潮になると道路や住宅などが冠水し、市民生活に影響を与えています。
このうち、宮城県石巻市では、渡波地区で78センチの地盤沈下が観測されるなど、沿岸部を中心に地盤が大きく沈下しました。大潮の時期で潮位が高いことから、連日、満潮になると道路や住宅などが水につかっています。これまでのところ、けが人などの情報はありませんが、石巻市では、満潮の時刻に合わせて、21日午前4時すぎから職員が現場に出て、本格的な実態調査を始めました。冠水の影響で、沿岸部にある万石浦小学校では、午前中に行われる予定だった始業式を2時間近く遅らせたほか、教員が通学路に立って、子どもたちの登校を見守りました。流留地区では、満潮になるとひざの高さまで冠水し、震災後ようやく修理した給湯器が水につかって再び使えなくなった住宅もありました。この家に住む男性は「風呂に入りたいと思ってせっかく直した給湯器まで使えなくなった。できることならここから移りたい」と話していました。一方、水道の復旧工事も、満潮の時間帯を避けて行うため、予定どおりに進んでいないということです。石巻市では新たに4か所の臨時の避難所を設け、満潮の時間帯に住民に利用してもらうことにしているほか、一部の道路に盛り土をするなどの応急措置を急ぐことにしています。
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