いまだに、続いている
放射線 やや減少か横ばい続く
4月9日 19時11分9日午後3時までに観測された各地の屋外の放射線量は、ほとんどの地点でやや減少か、横ばいの状態が続いています。
9日午前0時から午後3時までの観測によりますと、福島県内では、福島第一原子力発電所から北西に65キロほど離れた福島市で、午前9時に1時間当たり2.03マイクロシーベルト、郡山市では、午前1時に1時間当たり2.02マイクロシーベルトでした。また、南相馬市では午前3時などに1時間当たり0.72マイクロシーベルト、いわき市では、午前4時などに1時間当たり0.47マイクロシーベルトと、いずれも通常の値よりもやや高い放射線量を観測しました。茨城県内では、北茨城市で午前0時10分に1時間当たり0.38マイクロシーベルト、水戸市で午前9時10分などに1時間当たり0.15マイクロシーベルト、宮城県内では、仙台市で午前10時などに1時間当たり0.08マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い数値を観測しました。宇都宮市、前橋市、さいたま市、それに東京・新宿区、このほか、神奈川県の川崎市、横須賀市、茅ヶ崎市、千葉県市原市でも通常よりやや高い数値を観測しました。しかし、ほとんどの地点で、放射線量は減少か横ばいの状態が続いていて、各自治体はこれらの数値の放射線を浴びたとしても健康に影響が出るレベルではないとしています。一方、札幌市、青森市、秋田市、盛岡市、山形市、新潟県の柏崎市、甲府市、長野市、静岡市では引き続き、通常より高い放射線量は観測されませんでした。
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