関西州政府構想
3都構想
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橋下知事 大阪都構想を白紙へ
4月11日 13時50分10日に投票が行われた統一地方選挙の前半戦の結果を受けて、地域政党「大阪維新の会」の代表を務める大阪府の橋下知事は、大阪都構想の実現に向けて構想をいったん白紙の状態にしてほかの政党に協議を持ちかけていく考えを示しました。
統一地方選挙の前半戦で、大阪維新の会は、大阪府議会議員選挙で目標に掲げていた過半数を獲得し、大阪府議会と大阪市議会それに堺市議会の3つの議会でいずれも第一党となりましたが、大阪市議会では目標の過半数には届きませんでした。一夜明けて、橋下知事は記者団に対し、「大阪の将来像について市民、府民の皆さんにどれだけ関心をもって考えてもらえるかだけを考えていたが、投票率を見るかぎり、政治的なメッセージが弱かった。それに尽きる」と述べました。そのうえで橋下知事は、大阪都構想の実現に向けた協議について「府議会は過半数、市議会は過半数に届かずという状況なので、協議のテーブルに着くために大阪市議会の他党の皆さんには、大阪都構想はいったん白紙の状態にして協議を持ちかけなければいけない」と述べました。また、橋下知事は、ことし秋に行われる見通しの大阪市長選挙への対応について、みずからが立候補するかどうかは明言しませんでしたが、「今回の議席を前提にさらに市長選も取りに行き、そのような政治的パワーを背景にして、さらに協議を進めていく」と述べました。
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