原油は高止まり＠日本はチェンジ

北海原油 １２５ドルを突破

4月9日 5時42分  

中東情勢への懸念を背景にした原油価格の高騰に歯止めがかからず、８日のロンドン市場では、国際的な指標の１つである北海産の原油の先物価格が１バレル＝１２５ドルを突破し、およそ２年８か月ぶりの高値をつけました。

８日のロンドン原油市場では、リビアをはじめとする中東情勢への懸念から原油の先物への買い注文が膨らみ北海産の原油の先物価格は、１バレル１２５ドルを突破して一時、１バレル＝１２６ドル台まで値上がりしました。これは、２００８年８月以来、およそ２年８か月ぶりの水準です。また、ニューヨーク原油市場でも、国際的な原油取引の指標となるＷＴＩの先物価格が一時、１バレル＝１１２ドル台まで上昇し、およそ２年半ぶりの高値をつけました。市場関係者は「中東情勢の先行きへの懸念に加え、ＯＰＥＣ＝石油輸出国機構の加盟国であるナイジェリアで議会の選挙の遅れが伝えられたことも原油の供給への不安を高めている」と話しています。

4/08/2011

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