関電は? 判断なし、横並び
大阪府知事 関電は根拠を示せ
6月10日 19時44分関西電力の節電要請について、大阪府の橋下知事は記者団に対し「こういうことにならないように、どれくらいまで節電しないといけないのか、早め早めに手を打って節電対策をしようと思ったが、結局関西電力から一切協力がなく、データがないなかで、5%、10%の節電目標を関西広域連合で決めた」と述べました。そのうえで、橋下知事は「これまで一切協力もせずに、根拠もはっきりしないまま示した15%という数字に関して、府県民が従う必要があるかというと、今の段階ではないと思っている。電力が足りない足りないという脅しにしか聞こえず、府県民が『できないよ』となったら、『原子力発電所が必要でしょ』と議論を持っていくようにしか見えない」と述べました。ただ一方で、橋下知事は、データの開示や、原子力発電から太陽光発電などの再生可能エネルギーにシフトする姿勢を見せれば、協力していきたいという考えを示しました。
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