機械が食う分、生命が食う分
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日米 環境配慮の装備品調達へ
6月20日 4時18分日米両政府は、21日、ワシントンで開かれる外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2+2」で、二酸化炭素の排出量を減らすため、自衛隊とアメリカ軍の間で、バイオ燃料を使う航空機など環境に配慮した装備品の調達を積極的に進めていく方針で合意する見通しとなりました。
日米両政府は、日本時間の21日の夜、ワシントンで、4年ぶりとなる外務・防衛の閣僚協議、いわゆる「2+2」を開きます。このうち、議題の一つの安全保障や防衛分野の協力では、両国の政府部門で二酸化炭素の排出量を減らすため、自衛隊とアメリカ軍の間で、環境に配慮した装備品の調達を積極的に進めていく方針で合意する見通しとなりました。具体的には、新たな施設を建設する場合、できるかぎり太陽光発電の設備を備えることや、バイオエタノールを燃料とする航空機を積極的に導入することなどを検討しています。また、装備品の国際的な共同開発・共同生産について、「武器輸出三原則」の例外範囲の拡大などを念頭に、日本政府として参加できるように取り組むことを確認することにしています。さらに、朝鮮半島で有事が起きた場合、韓国在住の日本人を国外に退避させるための計画づくりを加速させることや、有事の際の日米共同の作戦計画について、中国や北朝鮮の動向を踏まえた見直しを進めることで合意する見通しです。
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