ベトナム橋崩落:ODA-施工は大成と鹿島、新日鉄エンジニアリング
■ベトナム:橋崩落、60人死亡…日本のODAで建設中(毎日新聞WEB、2007年9月26日)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070927k0000m030123000c.html
>ベトナム南部カントー市で26日午前8時(日本時間同10時)ごろ、日本の政府開発
援助(ODA)で建設中の「カントー橋」が崩落した。ロイター通信によるとベトナム人
作業員ら約60人が下敷きになるなどして死亡、約150人が負傷した。
カントー橋はメコンデルタのハウ川に架かる全長2.75キロの斜張橋。248億円の
円借款で04年11月に着工し、08年10月に完成する予定だった。
日本のODAで建設に、日本のゼネコンが関わりながら、大惨事をおこしているのに、日本
のマスコミは大きく取り上げない。
現地の方に多くの犠牲者が出ていることも、共同通信にも掲載していないのは、新内閣
の誕生時期にODA騒動は困るからだろうかと変な推測をしていまう。
毎日新聞が、取り上げてこどで知ることが出来た。ベトナムの方が60名を亡くなり、橋
崩壊現場の写真が掲載されていて、その惨事がうかがえる。
緒方貞子氏の目指すJICAの考え方からすると、現地スタッフの育成が目的なのに、今な
お続ける大手ゼネコンとODAの関係が続いていて、その惨事を大きく取り上げない国の方針
が見え隠れしてきます。
施工管理も日本の日本工営などがしていて、工事の安全対策と工程管理に問題が無いか、
国際支援をする国の責任者が自ら現地へ出向き、確認すべきと思います。日本のODA還流型
の国際支援が世界から問われる中、今回の事件の対応は東南アジアの外交面でとても大事
と思います。
できれば毎日新聞に、橋崩落現場の事件後の継続取材が必要と思います。特に、ODAやゼ
ネコンの共同企業体の対応等を検証してもらええると良いなと思います。
最後に、現地でお亡くなりなった方のご冥福をお祈りいたします。(合掌)
0 件のコメント:
コメントを投稿