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2011年6月1日水曜日

不沈空母が沈没した


11/09/2010

見えた・・・ 不沈空母が沈没した



ーーー 海面 -ーー

尖閣で、漁船が衝突

それが、トリガーとなり、アバランシェが発生

日本のまやかし、からくりに穴があいて、空母に浸水して、沈没した




それで、不沈空母は、地獄変と化した => 国会は空転するのみ


唯一、新生日本丸に乗り換える手は?


三悪の公正な処分である・・・


三悪は上層部の話


同時並行に、東京都の処分も、世田谷区の処分もしなければ、新生日本丸には乗り換えられない


Nation Japan

三悪は? 政治とカネ、政治と宗教、裁判員制度(の廃止)

Metro Tokyo 同上

City Setagaya 同上


AO


不沈空母の中は? 蜘蛛の糸、地獄変さながら、ポセイドン・アドベンチャーさながら・・・







参考文献) イルカの本



 私は浅い眠りについていた。パーカッションの音のような、

プフー

という大きな音で目が覚めた。

私は横になったままで、目を開いて、耳を傾けていた。イルカの声に違いない。また聞こえた、イルカは近くにいる。約十二メートルの長さがある、カタマラン(双胴船)・ノートレック号のドアは、塩でべとついていた。私は、そのドアを開いて、デッキにのぼった。南東方向から、そよ風が絶え間なく吹いてきて、涼しかった。星がきらきら輝いている。大きくて明るいアーチが、頭上にかかっているような気がした。細長い月の影が、ゆらゆらと光って、波間を漂っている。ほかに、光はなく、水面は穏やかだ。潮が、停泊中のノートレック号を、緩やかに引いていた。潮は、双胴の船体に沿って、後方へ流れていく。イルカが、水面をローリングする。イルカの銀色の背が、月明かりの下に見えた。イルカは、流れるように動いて、呼吸をし、ふたたび水中に潜る。流れ星のようにきらきら光を発して、しぶきを上げながら魚を追って、呼吸をするために、ふたたび水面に現れる。

 イルカの背ビレがかろうじて見えた。背びれの上端に切れ目があるので、ニッキーだと分かった。ニッキーは、波間に映る筋状の月をくぐりぬけた。ニッキーが、水中でロールバックするたびに、銀色の滑らかな肌が輝いて、それは流れ星のように見える。呼吸の仕方や獲物の追い方を見ると、ニッキーだと分かる。

 私は目覚めたばかりなので、頭がうまく働かない。デッキに腰を下ろして、その光景に魅入った。頭上には天の川、眼下には輝くイルカの流れ星。この壮麗な光景を見ていると、気が遠くなり、我を忘れてしまいそうだ。シャーク湾は、インド洋に突き出している。湾の広がりは大きく、都市の光源からは、遠く離れている。上空をながめると、星座がゆっくりと回っている。色とりどりの惑星や、星団や、薄気味悪い星雲などが、ちらちらと脈打っている。ときおり通過する人工衛星と流星だけが、異質の物体だ。しかし、ほかは見慣れた夜空の風情である。ちょうど今、オリオン座が水平線近くにある。おそらく、午前三時ころだろう。

 今夜のようなときには、海は生き物でごったがえしている。

「ピシャピチャ、バシャバシャ、ザブン、ザブン、スイスイ、ドボン、ドボン」

と騒がしい。

水面下の世界が、少しだけ顔を見せる。その真上で、ノートレック号が座礁しているように思える。私はデッキに腰を下ろしたまま楽しむ。水面下の暗闇を動き回っているニッキーも、楽しんでいるのかなと思う。ニッキーにはエコロケーション(反響定位)の能力がある。頭から鋭い音を出して、物体を反響音で「見分ける」。ニッキーの周りを泳いでいる生き物たちは、ニッキーに食われるかもしれない。しかし、ここはシャーク湾だ。ニッキーにも、同じように危険が迫ってくる。危害をくわえないサメもいるが、タイガー・シャークのようなサメは、イルカを食べる。毒とげを持つ派手な色のカサゴや、擬態をする気味悪いオコゼや、ウミヘビなども生息している。暗い海を泳ぎまわるイルカにとって、これらの生き物は悩みのタネである。


(中略)


 私は、イルカと話す生々しい夢を見たことがある。私はバーにいたのだが、常連のアル中がいて、煙も立ち込めていた。バーは、怪しげなたまり場のような雰囲気だった。私はモルト・スコッチのダブルをオン・ザ・ロックで楽しんでいた。少しだけ不安を感じながら、酔っ払い男がたくさんいる中で、女ひとりでカウンターに腰掛けて飲んでいた。

 ある男が私の隣に来て話し始めた。何の話だったかは忘れたが、私が男から少し目をそらして、もう一度男を見ると、男はイルカに変身していた! 男は椅子の下のほうの棒に尾ビレを乗せて、腰掛けていて、冷ややかな雰囲気を漂わせて、ちびちびと長い口先で酒を飲んでいた。
私はびっくり仰天した。

「オー・マイ・ゴッド、これだ」

と思った。

イルカ男に知りたいことを尋ねれば、イルカ男が答えを告げる

 私に与えられた唯一のチャンスだと分かっていたので、知りたいことの中で、効果的なただひとつの質問を考えた。究極の質問が何であるかを考えていたのだが、思いつかない。馬鹿げた質問でさえ思いつかない。ましてや、イルカの本質を明らかにする意味深な質問など思いつくはずもなかった。

 夢の中で、怪物がでてきたので、走って逃げようとするが、体がいうことをきかないような体験をしたことがあれば、あなたには、私の感覚が理解できると思う。私はひどく落胆したが、落胆は状況を悪化させるだけだった。時すでに遅し。イルカ男は人に戻ってしまい、チャンスは逃げた。

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