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2013年8月27日火曜日

枯渇性資源への依存からの脱却

枯渇性資源への依存からの脱却も進めなければならない。

いずれにしても、古い文明は滅ぶ。


【クウェート=村山祐介】安倍晋三首相が28日から訪問する中東カタールのアルサダ・エネルギー工業相が朝日新聞の書面インタビューに応じ、東日本大震災後に日本で輸入が急増している液化天然ガス(LNG)について、「日本の需要を満たすために安定供給を確約する」と表明した。

 カタールは世界最大のLNG輸出国で、日本の輸入量の約18%を担う2番目の供給国。アルサダ氏は、日本について「非常に重要で、長期的な関係を評価している」「常に特別な関係だ」と評価。震災後にLNGの追加供給を即決したことが「長年の関係の証しだ」とも述べた。

 カタール産LNGの価格は、原油価格に連動する計算方式を採用しており、油価が高止まりしている現状では割高だ。原発の停止が続く日本では、火力発電に使うLNGのカタールからの輸入量が2010年から12年に倍増し、単価も震災時から2割上昇。過去最悪の貿易赤字の一因にもなっており、日本側には原油価格連動方式の変更を求める声が多い。しかし、アルサダ氏は「供給国は長期的な生産能力向上に投資でき、調達国も安定した供給と価格を享受できた」と強調し、「当面変更はない」と述べた。

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