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2011年2月22日火曜日

これは、当然の措置である


日本国債の格付け 引き下げも

2月22日 13時7分 動画あり twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)
アメリカの大手格付け会社「ムーディーズ」は、財政再建に向けた社会保障と税の一体改革の取り組みが、いわゆる「ねじれ国会」で行き詰まる可能性があるなどとして、日本国債の信用度を示す格付けを将来的に引き下げる可能性があるという見通しを明らかにしました。
「ムーディーズ」は、日本国債の格付けを、現在、21段階のうち上から3番目、「Aa2」にしています。先行きを評価する「格付け見通し」については、これまで「安定的」としていましたが、22日、将来的に格付けを引き下げる可能性がある「ネガティブ」という評価に改めました。その理由として、日本の財政赤字の削減は困難なうえ、いわゆる「ねじれ国会」のもとで、菅総理大臣に対する政治的な圧力が高まり、政府が進めようとしている社会保障と税の一体改革の取り組みが行き詰まる可能性があることなどをあげています。この格付け会社は、日本国債の発行が直ちに困難になるような状況は考えにくいとしていますが、財政再建の取り組みが先送りされた場合などには、実際に格付けを引き下げる可能性があるとしています。日本国債の格付けは、先月、アメリカの大手格付け会社「スタンダード・アンド・プアーズ」が8年9か月ぶりに引き下げています。

2011年1月27日木曜日

日本国債格付け

AA-へ

そりゃ、そうだろ・・・

デフォルトって、債務不履行、つまり、国の倒産だろ?

国債格付けが低い理由は過去に2度のデフォルトを起しているからだ。
日本がデフォルトを起したのは日露戦争の時と、第二次世界大戦後の「新円切り替え」の時だ。



この記事に書いてあることは信用できるが・・・


http://blog.livedoor.jp/nakaya13/archives/1333519.html


8月21日に書いた「2012年がひとつのターニングポイントになる」が現実味を帯びて近づきつつある。

8月21日に書いたような記事がスタンダード&プアーズでも最近言及されたので紹介する。


世界の高齢化に関する分析リポートの日本版を発表
社会保障費の膨張続けばソブリン格付けに重大な影響も



(2010年11月4日、東京=S&P)スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(以下「S&P」)は本日、「世界の高齢化リポート2010:日本」を発表した。仮に、高齢化の進行に伴って社会保障費が膨張し続ければ、将来的に日本のソブリン格付けに重大なマイナス影響が及ぶ可能性があることが、S&Pの試算で改めて浮き彫りになった。
日本の高齢化は世界的にも稀な速いペースで進行している。国連の人口推計によれば、日本の年齢の中央値(2009年)は44.4歳と世界最高であり、今後も上昇する見通しだ。一方、厚生労働省発表の2009年の合計特殊出生率は1.37と、過去最低水準(2005年の1.26)との比較では改善しているものの、人口維持に必要な約2.1を依然として大幅に下回る。
年金・医療などの社会保障制度が調整されない限り、高齢化の進行に伴い、財政負担はさらに拡大することになる。社会保障費の膨張に歯止めをかけられなければ、日本の財政状況は現在のソブリン格付け
(※「AA/ネガティブ/A-1+」、※は無登録格付け、詳細は本稿末尾の「S&Pの格付けについて」を参照)に見合う水準を維持できなくなるとS&Pはみている。年金・医療などの社会保障費の増加による影響のみを考慮したシミュレーションでは、日本のソブリン格付けは2015年以降に「BBB格」になり、さらに2025年までに財政指標は「BB格」以下に相当する水準まで悪化する可能性がある。
ただし、これはS&Pが想定しているシナリオではない。ねじれ国会のもとで抜本的な対策が早期に実現する可能性が低いとみられる一方で、より長期的にみれば、社会保障費の膨張によって財政赤字と債務負担の拡大が加速し、財政状況がさらに深刻化していくのを、日本政府が放置するとは考えにくいためだ。しかし、仮に抜本的な対策が先送りされ続ければ、将来的に日本のソブリン格付けに重大なマイナス影響が及ぶ可能性があることから、少子化対策に加えて、年金・医療制度の改革を早急に推し進めることが極めて重要とS&Pは考える。

(引用サイト)
http://www2.standardandpoors.com/portal/site/sp/jp/jp/page.article/1,0,0,0,1204861894234.html



要するに高齢化に伴う社会保障費が膨大になることで財政赤字がさらに深刻になるので、早急に対策をしなければいけないと警告している。

ちなみに現在の日本の国債格付けはAA/ネガティブとなっている。

主な主要国の国債格付けは

AAA イギリス、オーストラリア、アメリカ、
カナダ、スイス、ドイツ、フランス

AA+ スペイン、ベルギー、香港
AA  日本、アイルランド、チリ、アブダビ
AA- イスラエル、台湾、サウジアラビア、クウェート
A+  イタリア、韓国、中国、ボツワナ、ポルトガル、南アフリカ
A   メキシコ、ポーランド
A-  タイ、リビア


となっている。
(参照サイト)
http://www2.standardandpoors.com/portal/site/sp/jp/jp/page.topic/ratings_s/2,1,9,0,0,0,0,0,0,1,1,0,0,50,0,1.html?az=0&spider=false

経済大国と言われながらも、実は国債格付けはそんなに高くないのだ。チリと日本が同等の格付けというのは驚きだ。
国債格付けが低い理由は過去に2度のデフォルトを起しているからだ。
日本がデフォルトを起したのは日露戦争の時と、第二次世界大戦後の「新円切り替え」の時だ。

実は2004年に新札が発行された時に、「今のままの財政赤字では今後まずいから新札発行と同時にデフォルトをさせてしまおう」という話もあったそうだ。

まぁこれは都市伝説のような感じで、本当かどうかはわからないが、日本は2度デフォルトを起していることは紛れもない事実だ。

そして、スタンダード&プアーズが出した記事によると、何も対策を行わなければ2015年には「BBB格」になる可能性が高いと言っている。

現在、「BBB格」の国債になっている国は

ロシア、ブラジル、アイスランドなどどこも国家破産が起きた国、もしくはそれに近い状態になった国である。
http://www2.standardandpoors.com/portal/site/sp/jp/jp/page.topic/ratings_s/2,1,9,0,0,0,0,0,0,1,1,0,3,50,0,1.html?az=0

これって相当注目すべき記事であるのに、メディアでは全く出てこない。

おそらく、この記事がメディアに出てくることで起きる影響を懸念しているのだと思う。
もし、この記事が出てきたら「日本にお金を預けておくのは危険だ」と考えて、国民が銀行に預けているお金を引き出そうとする。しかし、そんなことをやられてしまうと金融機関の経営も困るのだが、日本政府も困ってしまう。なぜなら、日本国債の自国内消化率が95%で、金融機関が84%ほど保有しているからだ。ちなみに家庭の日本国債保有率は5%となっているが、これは直接国債を持っているということで、84%は間接的に国債を購入しているということになっているのだ。

(参照サイト)
http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/archives/51651285.html
つまり、今は銀行からお金を引き出されてしまうということは非常に困るのだ。
だから、メディアでも大々的には取り上げられないのだろう。

正直、日本国民のお金を使って勝手に国債を買っていることにはむかつくが、日本人のサラリーマン体質がある限りは無理なのかなと半ばあきらめ気味だ。

今回のブログを通じて言いたかったことは、もう危機がせまりつつあるということだ。
まずはこの危機を認識することが重要だと思う。
そして、

日本というのは世界にある内の一つの国に過ぎない。
日本円というのは世界にある内の一つの通貨に過ぎない。

この考えを持つことが大事だと思う。

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