日本や欧米での研究開発に基づいた技術移転のためのローカライズ研究なのかな?
電機各社 新興国向け開発強化
2月20日 11時6分大手電機メーカー各社は、中国やインドなど新興国のニーズに合わせた製品開発を強化するため、現地に拠点を新たに設けるなど研究開発態勢の強化に相次いで乗り出しています。各社は、円高などへの対応から、すでに新興国での生産を拡大していますが、今後は、日本や欧米を中心に行ってきた研究開発も新興国にシフトする動きがさらに広がりそうです。
このうち「シャープ」は、新興国では初めて中国・上海に環境技術や最先端の素材などの基礎研究を手がける拠点を設け、この春にも研究開発を始めて、今後、研究員を100人以上に拡充するとしています。また、「日立製作所」は、中国・北京にある電力などインフラ関連の研究開発の態勢を2年後までに200人に倍増させるほか、ことし中にはインドに情報通信関連の研究開発拠点を新たに設ける計画です。さらに、「ソニー」や「パナソニック」も中国やインドで研究者の採用などに力を入れる方針です。こうした動きが相次ぐ背景には、成長が続く新興国市場で、欧米や韓国メーカーなどとの競争が激しくなるなか、現地のニーズに合わせた製品開発の重要性が増していることや、安い人件費で優秀な人材を確保できることがあります。電機メーカー各社は、円高などへの対応から、すでに新興国での生産を拡大していますが、今後は、日本や欧米を中心に行ってきた研究開発も新興国にシフトする動きがさらに広がりそうです。
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