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2013年8月20日火曜日

都道26号

僕が出た都道26号の説明会はひどかった・・・

戦後の計画を、今、実施する。

今後の車社会のあり方など、計画の是非に関する説明は一切なし。

ヨーロッパでは、車社会のあり方を見直している。



国、企業に関わらず、国民や社員は経営責任を問わなければ、日本に未来はない。

上からのお達しに従うだけでは、経営は改善されない。

原発事故で、日本の経営の在り方がひどいことが暴露された。


東京都第二建設事務所 御中

東京のみちづくり
都市計画道路ができるまで

説明会とこの資料を見て感じたことや考えたことです。

実際に、補助26号が通ると考えられる場所を歩きました(大山の交差点から三宿の交差点まで)。

1.問題点
小型車も通れないような箇所に住宅がある(東大横?)。火災や震災が起きた場合など、とても危険。

児童公園がある。いつも子供が遊んでいる。道路になったら子供はどこで遊ぶのか?

2.不明点や要望
60年も前の計画が何故、今頃実施されるのか、理由が不明。

60年前と現時点では、世の中の状況が大きく変っている。60年前にそこまで予測して計画したとは思われない。60年前の計画を現時点に適用する妥当性が不明。

道路完成時の一日あたりの予測通行量。および予測の根拠。

移転する住人や店などの経営者には、何らかの具体的な移転案のモデルケースを提示する。例えば、国立小児病院の跡地に建つ集合住宅へ移転、、、など。

3.全体的に感じること
お役所仕事という感じが否めない。道路部門、住宅部門、、、横の繋がりはどうなっているのか? セクショナリズムが横行していないか? ばらばらでは役に立ちません。町は全体で機能します。

4.パリなどの都市再開発計画を参考にして欲しい
海外視察するなら、適切な人数で適切な調査をすべき。お役人や議員さんの無駄な視察旅行が多かった(以前の話ですが、今はわからない)。

参考までにパリの都市再開発計画の資料(LABEL FRANCE 第52号 躍動する都 パリ フランス外務省発行)を見て、気づいた点を抜粋します。

この資料に全体の再開発の概要が出ています。東京についてのこのような資料はあるのだろうか? あれば見たいです。

この中で、特に感じた点です。

自動車を減らす計画が出ています。参考にしてもらいたい。

金持ちが集まりすぎると、町の活気が落ちる。金持ちの居住エリアに、低所得者用の集合住宅を建設して、町の活気を取り戻す。参考にしてもらいたい。例えばこういう住宅の候補として国立小児病院の跡地などを検討する。

フランスのお役所はこういう魅力的な計画をビジュアル化して具体的に示せます。魅力的でぜひパリに行きたいと感じました。フランスのお役人にできて、日本のお役人にできないはずは無いと思います。ぜひ、東京に行ってみたいというような資料を作って欲しい。

平成18年7月10日

世田谷区池尻4-27-32-A502
電話 03-3411-3973
青柳洋介

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