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2013年8月1日木曜日

為替差損

為替差損企業

【江渕崇】全国の10電力会社の今年4~6月期決算が31日、出そろった。円安が進んで火力発電の燃料費がかさんでいるため、水力発電の割合が高い北陸電力をのぞく9電力が経常赤字になった。

 10電力の燃料費は昨年同期より459億円増え、1兆7028億円になった。液化天然ガスの輸入価格が上がっているためで、東京電力の広瀬直己社長は「円安がもろにきいて、厳しい決算になった」と話した。

 ただ、10電力の経常損益の合計は2319億円の赤字で、昨年同期の4364億円の赤字よりも赤字幅が減った。昨年9月に東電、今年5月に関西、九州電力が家庭向け電気料金の値上げに踏み切るなどして売上高が10電力合計で6・5%増えたことが大きい。北海道、東北、四国電力も9月から値上げする見通しだ。


為替差損

 日本エネルギー経済研究所が31日発表した今週のレギュラーガソリン店頭価格(全国平均、29日時点)は1リットルあたり158・8円で、前週より1・8円上がった。2008年10月に161・6円をつけて以来、4年9カ月ぶりの高値になった。

 値上がりは4週連続で、7月1日の価格と比べると6・9円と大幅な上昇が続いている。エジプト情勢の緊迫化などで中東産の原油価格が上昇する傾向にあるうえ、円安も加わって原油の輸入価格が上がっているためだ。

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