茶葉に放射性物質 新たに3市町村
5月13日 16時2分神奈川県南足柄市で栽培されたお茶の葉から国の暫定基準値を超す 放射性物質が検出された問題で、 新たに県内の3つの市町村でも検出されました。 神奈川県は関係する市町村や農協に対し、当分の間、 お茶の出荷を自粛するよう要請しました。
この問題は、9日、 南足柄市で栽培されたお茶の葉から国の暫定基準値の1キロ当たり 500ベクレルを超す570ベクレルの放射性セシウムが検出され たもので、 神奈川県は県内のほかの15の市町村で栽培されたお茶についても 検査を進めています。これまでに8つの市町村の結果がまとまり、 このうち小田原市で栽培されたお茶の葉から780ベクレル、 清川村で740ベクレル、愛川町で670ベクレルと、 3つの市町村で栽培されたお茶から国の暫定基準値を超す放射性セ シウムが検出されたということです。神奈川県は、 この3つの市町村と農協に対して、当分の間、 出荷の自粛を要請しました。神奈川県は、 栽培農家を集めた説明会を14日までに4回開いて経緯を説明し、 摘み取った新茶の処分や今後の栽培方法について指導することにし ています。
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